バージョン2.xの時代からWordPressを触り始めておよそ10年になりますが、年間10件近いサイトをWordPressで作っていながら、毎回一からテーマ造りをしていたため、かねてより作ろうと考えていたサイト構築のベースとなるブランクテーマを作ってみることにしました。
Contents
ブランクテーマの概要
独自のデザインを元に、カスタムテーマを作成する際のベースとなることを前提として作成されたシンプルなテーマをブランクテーマと呼びます。
数多く配布されているブランクテーマには、手を加えずそのまま使用しても可能な程度にシンプルなスタイル(CSS)が設定されたタイプのものから、CSSが全く記述されてないものまで、様々なタイプがあります。
当サイトでは後者のタイプを前提にレイアウト時の参考程度にCSSに手を加え、これまで制作したサイトの傾向からいくつかのタイプを想定して、次のようなサイト構成に特化したブランクテーマをタイプ別に作っていこうと思っています。
サイト構成タイプ別のブランクテーマ
Blank Theme Type1(静的コンテンツ中心)
業務案内や会社概要といった静的コンテンツのみを目的とした小規模サイトですが、「新着情報」だけは更新したいというケース。
従来Webサイトと無料ブログやSNSを併用していて、サイトのリニューアルを機にブログは従来のままでサイトのみCMS化したいというケースなど、WordPressサイトの製作依頼では比較的よくあるタイプです。
「新着情報」にはWordPressデフォルトの投稿(post)を割り当てます。
Blank Theme Type2(静的コンテンツ+ブログ+新着情報)
上記「type1」の機能に加えて、ブログもWebサイトと共に一元管理したいというニーズに対応したタイプです。
投稿(post)はブログに割り当て、新着情報の投稿にはカスタム投稿タイプを別途追加します。
Blank Theme Type3(複数の動的コンテンツ)
上記「type2」の機能に加えて、制作実績などクライアント側のWeb担当者が随時更新する動的コンテンツを複数追加したパターンです。
スタッフ紹介、制作(施工、施術)実績、商品案内、お客様の声など、コンテンツごとにカスタム投稿タイプを追加します。
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